70年代・・・
昨日、おもしろいセミナーに参加してきました。
工務店はどこも、「これからはリフォームだと」一生懸命進路をシフト中と聞きます。それは新築需要が落ち込み、これからは国が主導するように中古住宅全盛という市場動向からなのでしょう。
でもなかなかそう上手くはいきません。そこは、大手がうじゃうじゃ進出し、激戦区になっています。
今回参加したセミナーはリフォームの大規模版であるリノベーションです。リノベーションと言うと「新築そっくりさん」などの大規模改築のことです。
ただ、通常のリノベーションは「古いものを新しいものへ」というのが普通です。
今回出たセミナーは「古いものを小洒落た古いものへ」というリノベーションでした。それも1970年代、ことにアメリカの1970年代の内装、外装を始めインテリア、エクステリアまでそれっぽく作り変えるというスタンス。
言ってみれば、カリフォルニアのサーファーハウスあり、ガレージのつながったガレージハウスありとワクワクするテイストです。ディズニーシーにそのまま持っていったら、しっくり溶け込みそうな雰囲気です。所ジョージさんが似合いそうなテイストです。
こういうのを手がけたら、私などは朝から晩までかかりっきりで、仕事であることを忘れてしまいそうです。
私は年も年ですから、こういうテイストは実際に体験し、見てもきましたので、ちょっと懐かしいといった感じです。
ただ、仕事となるとこれを注文いただかねばなりません。はたして住宅の一次取得者層の20代から30代のお客さんが、このテイストを理解してくれるだろうか、さらには若手の社員がこのテイストのリノベーションをデザインできるだろうかと疑問に思い、質問してみました。
答えは一発でした。「実際に時代を体験してきたオヤジが懐かしいと思う以上に、今の若いお客さんは、これが新しいテイストとして好むんです」とのこと。さらに金言「80%のお客さんが好みそうなものを扱うよりは、残りの20%のお客様に支持していただくものを扱う方が、商売はより大きくなります!!」なるほど、普通を求めない一次取得者層ってことですね。
ハイコスト・ロープライスのコミコミ住宅を数多く売ることだけを目標にしてきた私には、リノベーションの話よりもこの金言のほうが勉強になりました。
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私たちは、子育てファミリーを応援するため、不明瞭な建物価格を「何から何まで、すべてコミコミ」という
販売方法を開発しました。しかも、使用しなかった費用はそこからどんどん引いていく減額方式です。
これは世界で私共だけのシステムと自負しています。
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ただ、残念ながらマンパワー上の制約で、現在新築戸建住宅を建築できるのは、
上山市、山形市、山辺町、中山町、天童市、
寒河江市、河北町、東根市、村山市、尾花沢市までとさせていただいております。
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